ケ・セラ・セラ
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2008/03/12/
22:47 うつ病 /
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女性ではどの世代も、10〜20年前に比べて肥満者が減っていますが、男性ではどの世代も増えています。特に小学生と30〜60歳代の増加が指摘されています。
肥満の原因のほとんどが、食べ過ぎと運動不足です。食べ過ぎの原因として、ファストフードや甘味飲料、砂糖消費の増加、偏食などによる食習慣の変化、暴飲暴食などがあります。
運動不足としては、子供が外で遊ぶ機会が減り、車社会やオール電化の生活で体力を使わない傾向にあることなどが挙げられます。
最近の研究で肥満とうつ病が密接な関係にあることが分かってきています。内臓肥満とうつ病とが関連し、思春期の肥満者に成人期のうつ病が多いことなどが知られています。
また、児童・青年期にうつ病にかかると、成人期に肥満する傾向が強いことなども分かっています。
では、肥満を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。「腹八分目に医者いらず」「少食は長生きの印」ということわざがありますが、食べ過ぎは昔から戒められています。
3食を規則的に食べ、寝る前には食べないようにする。日常生活で体を動かすことを惜しまず、自分にあった運動を続けることを心掛けましょう。
次回は「身体症状とうつ病」について。(大阪市立大大学院医学研究科教授・神経精神医学、切池信夫)
毎日新聞 2007年11月24日 大阪朝刊
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2008/03/12/
22:42 うつ病 /
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アニマルセラピー、正確には「アニマル・アシステッド・セラピー」をご存じでしょうか。日本語では動物介在療法と呼ばれています。
犬、猫などのペットやイルカ、馬などの動物を用いて、落ち込んだ人間の気持ちを癒やしたり、運動をして体力を回復させたりします。リハビリ目的での乗馬療法などは昔からありますが、最近では、米国を中心にイルカと一緒に泳ぐことである種の心の病の治療を行うイルカ療法も知られています。
動物や魚に接していると、気持ちが和らぐ人が多いと思います。科学的な根拠ははっきりしませんが、動物の世話をすることで、さびしさがまぎれたり、子供の情操教育に活用できるなどの効果が注目されています。また、精神的なストレスを緩和して、うつ病を防ぐことにつながると考えられています。
さらに、自閉症などの発達障害や認知症の治療にも応用できるのではと期待されています。
身体面の効果も認められており、ペットの世話をしながら散歩をするなどして、日常の活動が増加することで、血圧や中性脂肪の数値を下げるという報告も行われています。
ペットを介して飼い主同士が交流するなど、社交性を高める効果も期待できます。
なお、動物と接する場合は衛生面への配慮を忘れないようにしてください。
次回は「肥満とうつ」について。(大阪市立大大学院医学研究科講師・神経精神医学、松井徳造)
毎日新聞 2007年11月17日 大阪朝刊
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2008/03/12/
22:37 うつ病 /
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気分が落ち込めば、うつ病でしょうか。
誰にでも気分の浮き沈みがあり、落ち込むことがあります。愛する人や大切な人との死別や離別、大切な財産や所有物を失った時には、誰でも気分が落ち込み、悲しいものです。これらは「悲哀反応」と言われていますが、うつ病ではありません。
しかし、悲しいことがないのに心がふさいで気分が落ち込み、空虚感などの気分と、今まで楽しんでいたことが楽しめなくなり、何をするにも興味を持てないなどの抑うつ気分が、ほとんど一日中続く状態が2週間以上にわたってあり、その間、気分が晴れることがないようであれば、うつ病の可能性があります。このような症状が2〜3日で解消すれば、うつ病ではありません。2週間以上持続するというところがポイントです。
特徴的な症状として、朝に新聞を読んでいても頭に入らず、集中できないことがあります。身体症状として、睡眠障害や性欲減退、疲労感なども生じます。睡眠障害では、寝つきが悪い▽夜中に目が覚めて眠れない▽早朝に目が覚める▽目覚めが悪いなどがあります。このほか、表情が暗い▽無口になる▽会話の内容が悲観的、否定的▽食事の量が減ったり抜いたりしてやせる▽楽しんでいた趣味をせず、たばこや飲酒の量が増えたり、賭け事が増える▽遅刻や早退が増える▽仕事上のミスが増えるなどがあります。
思い当たるふしがあれば早く医師に相談しましょう。
次回は「アニマルセラピー」について。(大阪市立大大学院医学研究科准教授・神経精神医学、井上幸紀)
毎日新聞 2007年11月10日 大阪朝刊
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2008/03/12/
22:33 うつ病 /
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あなたは、たちの悪い病気やがんにかかっているのではないかと、心配したことはありませんか。うつ病にかかると、病気のことが心配になり、医師に何度も検査してもらっても納得できません。不治の病にかかっていると思い込みます。これは「心気妄想」といい、お年寄りのうつ病の患者さんによくみられます。自分がぼけていないのに、認知症にかかっていると確信するのもこれに入ります。
お年寄りのうつ病ではこのほか、「罪業妄想」と「貧困妄想」があります。
罪業妄想は、自分が周囲の人に迷惑をかけてもいないのに、自分が悪いことをしたという気持ちが強くなって「天罰がくだる」などという考えに支配されます。
貧困妄想は、貧しくないのに、自分は治療費も払えず、治療を受けられないと主張して入院治療を拒んだりします。
これらは、お年寄りのうつ病で生じやすい三大妄想と言われています。このような時は、存在しないものが見えたり聞こえたりする症状(幻覚)も起こりやすいようです。不安、焦り、死にたいという気持ちが強くなりがちなので、適切な治療が望まれます。
一般的に幻覚や妄想に対して、最初は頭から否定もせず肯定もせず、心配や悩みを辛抱強く聞くという姿勢が大事です。そして、速やかに精神科医に相談して、適切な治療につなげることです。
次回は「うつ病の早期発見」について。(大阪市立大大学院医学研究科講師・神経精神医学、橋本博史)
毎日新聞 2007年11月3日 大阪朝刊
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2008/03/12/
22:20 うつ病 /
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