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2008/10/07/
14:33 /
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女性が産後うつ病や育児ノイローゼになりやすいことはよく知られています。うつ病になると育児に疲れ、悲観的な考えに支配されます。
北フィンランドの調査で、妊娠してから31歳まで、1週間に1度以上魚を食べていた女性は、1カ月に1度以下しか食べていない女性に比べて、うつ病にかかるリスクが低かったことが報告されています。
また毎年のように、秋から冬にかけてうつ病になる季節感情病は、魚をよく食べる日本では少ないことが知られています。また男性でも魚を食べれば食べるほど、うつ病のリスクが低下するというデータが得られています。
すなわち魚を適度に食べていれば、うつ病を予防することができるのです。そのメカニズムはよく分かっていないのですが、魚に多く含まれているオメガ3脂肪酸であるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が、脳神経細胞の働きを活発にして、脳内ホルモンであるセロトニン代謝を活性化するのではないかと推測されています。
脳内のセロトニンは、不安やうつなどの感情の調節に密接に関連しています。そして、このホルモンが脳内で減少している病気としてうつ病があり、脳内セロトニンに働く薬物がうつ病の治療薬として用いられています。DHAを多く含んでいる魚として、マグロ、ブリ、サバ、サンマなどがあり、EPAはイワシ、サバ、サンマなど青身の魚の脂に多く含まれています。次回は「認知症の介護疲れでうつにならないために」についてです。(大阪市立大大学院医学研究科教授・神経精神医学、切池信夫)
毎日新聞 2007年5月12日 大阪朝刊
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04:32 うつ病 /
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