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    エホバの言葉は速やかに進展する(1976‐1992年)

    聖書文書によって霊的な必要を満たす

    1976年以前もエホバの証人は霊的によく養われていました。しかし,その年以降に統治体とその執筆委員会の指導のもとに行なわれてきた事柄を調べてみると,真理の水がますます大量に,また一層変化に富んだ形で流れ出るようになったことが分かります。

    生産された出版物の多くはエホバの証人自身の特別な必要を満たしてきました。特に,若い人たちに関心が向けられ,彼らが生活で直面する状況に聖書の原則を当てはめる助けとして,1976年に「あなたの若い時代,それから最善のものを得る」(英文)という本が,また1989年には「若い人が尋ねる質問―実際に役立つ答え」という本が発行されました。子供たちを念頭に置いて準備された,さし絵つきの「わたしの聖書物語の本」という出版物は,1978年に発表されました。同じ年,家族を強めるための実際的な助言と導きが,「あなたの家族生活を幸福なものにする」という本の中で提供されました。

    時には,エホバの民の特別な必要が「ものみの塔」誌上の時宜にかなった助言を通して扱われたこともあります。例えば,1977年と1978年のエホバの証人の活動に関する全世界の報告により,宣べ伝える業にあずかる人の減少が明らかになりました。1975年に関する期待が失望に終わったことが,少なくともその減少の一因だったのでしょうか。そうかもしれません。しかし,影響を与えた要因はほかにもありました。どうすればよいでしょうか。

    統治体は,引き続き王国を家から家に熱心にふれ告げる必要があるという確信をエホバの証人の間で強化するため,幾つかの措置を講じました。「ものみの塔」誌,1979年10月15日号には,「エホバの家に対する熱心」,「不法の世にあって宣べ伝える」,「家から家へ伝道した人々」,「家から家の証言活動に対する識者の見解」という記事が載せられました。これらの記事や他の記事は,家から家の伝道にはしっかりとした聖書的な根拠があることを再確認するとともに,この重要な活動に熱心に,魂をこめて加わるよう促しました。 ―使徒 20:20。コロサイ 3:23。

    別の状況にも注意を向ける必要がありました。1980年までに,エホバの証人の活動に何年もあずかってきたかなりの数の人たちが,分裂を引き起こしたり,エホバの証人の業に反対したりするために,様々な方法を試みていました。その中には組織内で目立った奉仕をしてきた人たちも含まれていました。そのような背教的な影響力に抵抗できるようエホバの民を強化するため,「ものみの塔」誌には,「『堅い信仰』を保ちつづける」(1980年11月1日号),『破壊的な分派をひそかに持ち込む』(1983年12月15日号),「背教を退け,真理にしっかりと付きなさい!」(1983年7月1日号)といった記事が載せられました。また,「あなたの王国が来ますように」(1981年)という本は,王国が1914年に天に設立され,間近に迫っているという現実を強調しました。統治体が反対者たちの企みに乗せられて,エホバの証人の主要な目的である神の王国をふれ告げる業から注意をそらされることはありませんでした。

    しかし,聖書の真理に関するエホバの証人の知識を広げ続ける必要性についてはどうでしょうか。1984年,真摯な聖書研究のために,参照資料付き改訂版「新世界訳聖書」(英文)が発行されました。この聖書には,広範な欄外参照資料と脚注と付録資料が載せられています。4年後の1988年には,エホバの民は,啓示の書のすべての節に関する最新の注解を載せた「啓示の書―その壮大な最高潮は近い!」,および2巻からなる“Insight on the Scriptures”(「聖書に対する洞察」)という聖書事典を受け取り,胸を躍らせました。そして1991年には,イエス・キリストの生涯と教えを詳しく考察した,「これまでに生存した最も偉大な人」という美しいさし絵入りの本が発行されました。

    では,エホバの証人ではない人々の必要についてはどうですか。新たに関心を持った人たちを教えるための道具として,「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」という出版物が1982年に発行されました。この本の目的は,地上の楽園で生活するのに必要なエホバからの要求を満たすよう聖書研究生を援助することです。地上の生命の起源や目的について疑問を抱くかもしれない人々を援助するためには,「生命―どのようにして存在するようになったか 進化か,それとも創造か」という本が1985年に備えられました。次いで,1989年には,「聖書―神の言葉,それとも人間の言葉?」という信仰を強める本が発行されました。

    さらに,文化的または宗教的な背景のゆえに特別な援助を必要とするかもしれない謙遜な人々にも注意が向けられました。文字を全く,またはほとんど読めない人々にエホバの王国に関する真理を教えるため,「地上での生活を永遠に楽しんでください」という32ページのブロシュアーが1982年に発行されました。1992年の時点で,このブロシュアーは7,600万部以上印刷され,世界中の200の言語で配布されており,ものみの塔協会の出版物の中で最も多くの言語に翻訳されたものとなっています。

    1983年には,イスラム教,仏教,ヒンズー教の信者を援助するという特別の目的のために三つの小冊子が出版されました。これらの宗教や他の宗教のもとで育った人たちの心を動かすには,その人たちの宗教―その教えや歴史―を理解することが助けになります。この必要にこたえるものとして,「神を探求する人類の歩み」という本が1990年に発行されました。

    統治体は,できるだけ多くの人々,つまり「すべての国民と部族と……国語の」人々の心を王国の音信で動かす,ということに深い関心を抱いていました。(啓示 7:9)そのため,出版物をもっと多くの言語に翻訳する取り決めが設けられました。例えば,1976年から1992年までに「ものみの塔」誌が発行されている言語の数は約42%増加し,1992年10月には111になりました。その同じ年,迅速な翻訳を可能にするため,世界中で800人以上の翻訳者が共に働いていました。



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2008/04/22/ 04:44 エホバの証人―神の王国をふれ告げる人 / TRACKBACK(0) / COMMENT(26) / PAGETOP  

エホバの証人―神の王国をふれ告げる人々 / HOME / エホバを待ち望め。―詩 27:14。

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